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takkaaaan blog

多分色々書きます

「クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」


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クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん」

★8/10

多分色んな人が感じていることだろうけど、この作品によって、ようやくクレヨンしんちゃんは「オトナ帝国」の呪縛から解放されたのだと思う。「オトナ帝国」のような傑作級の作品には流石に及ばないまでも、クレヨンしんちゃん本来の面白さを取り戻していて良かった。

そもそも、クレヨンしんちゃんは最初からいわゆる、「大人も泣けるアニメ映画」になった訳ではない。簡単に言えば、「嵐を呼ぶジャングル~オトナ帝国~戦国大合戦」がおかしいくらい涙腺を刺激する作品なのであって、元々の作品は随所におバカなユーモアが散りばめらていて、かつ小気味良いテンポの演出によって笑いとスピード感のある作品ばかりだった。(「暗黒タマタマ」最高!)

今回の「ロボとーちゃん」もクレヨンしんちゃん本来のスピード感のある笑いが戻っていて、そこがまず嬉しかった。

ストーリーも王道なSF。ベタベタな王道だけど、多分これくらいで丁度良いのだと思う。変に凝らなくたって十分面白かった。ちなみにベタベタだけど、ある部分の展開が超胸アツで思わず拍手してしまった。少し書いておくとロボとーちゃんの核心に触れる部分にあたるシーン。つまるところロボとーちゃんのアイデンティティに関わる話なのだけれど、これ以上はネタバレしないでおこう。(笑)

今回の「ロボとーちゃん」実は分かりやすいながらも斬新な作品だとも思っている。

物語の視点がしんのすけの視点じゃなく、ひろし視点でずっと進められているからだ。あえて詳しく言うとロボとーちゃんの視点で進められていく。その結果、観ている僕らの感情移入は否が応でもひろしに偏っていくことになってしまう。だからこそ、終盤のあるシーンがとても活きてくる。

そして、ラストシーン。ロボとーちゃん視点からしんのすけ視点へと切り替わった瞬間、「いやーロボとーちゃんカッコいいな!」って思ってしまうはず。そして油断すると思わず涙を流してしまうということも十分あり得ちゃうので要注意だ。(ちなみに僕は当たり前に泣いた)

もう観てから随分経っちゃったので、今度もう一度見直してみるつもり。その前に「暗黒タマタマ」を見直そう!