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takkaaaan blog

多分色々書きます

「バイオーグ・トリニティ」

バイオーグ・トリニティが面白い。
あまりにも面白くて短期間でもう一度読み返してしまった。

作者は説明不要であろう、画力が高すぎる漫画家大暮維人文学界の異端児的な扱いを受けている舞城王太郎

と、偉そうに説明してみたけど、大暮維人さんの作品は「天上天下」くらいしか読んだことがないし(「エアギア」は途中でギブ)、舞城王太郎さんはというと「好き好き大好き超愛してる。」くらいしか読んだことがない。(阿修羅ガールは途中で疲れちゃった)

だから最初雑誌で掲載している時は完全にアウトオブ眼中(死語)だった訳なのです。いや、本当のことを言えば発売したばかりの頃少し読んだ。ただ、やはり大暮維人さんの作画は異常に綺麗で細かく、かつエッジが効いた作画が特徴なので腰を据えて読まないと頭に入ってこない。その結果「よう分からん」と思って一度読むのを諦めちゃった。

いや、しかしこれは傑作。多少読みにくさを感じても読まれるべき作品でしょう。

バイオーグ・トリニティの面白さはやはりぶっ飛んだ舞城印のストーリーにあると思う。

バイオーグ・トリニティの世界では発生の理由は不明だが突然人の手に「穴=バグ」が出来る。この穴は文字通り手に穴が空いていて、しかもその穴は色々なモノを吸い込んで、自分に取り込む事が出来る。(例えば蜘蛛を吸い込んだら蜘蛛人間になるし、タバコを吸い込んだら煙人間になる)

どうして人にそのような穴が出来るのか。その答えを探す話なのかもしれない。穴が出来る理由については徐々に遠回しでありながらも説明され始めていて、それは今の僕らの世界にも通じるものでもあるなと思う。

1巻はまだ上手く物語にエンジンが掛かっていないのでぶっちゃけ微妙なんだけど、そこからのスピード感と面白さは最近読んだ中では一番だと思います。ある程度ぶっ飛んだ内容に対して許容は必要かとは思いますが是非。必読です。