読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

takkaaaan blog

多分色々書きます

Homecomings『HURTS』

音楽
Homecomingsの『HURTS』を聴いた。

HURTS

HURTS

まず最初にめちゃくちゃ素晴らしい!発売してから何度も何度も聴いてる。大好きなシングルだぜ。今回の『HURTS』は前回までのアルバムと比べると感傷的で激しい。何度も聴きながらその理由をずっと考えていた。

彼女達(彼)は想像以上にハングリー精神を持っているバンドだったのかもしれない。あるいはツアーで一緒に回ったバンド達に大いに刺激を受けたのかもしれない。今回の表題曲「HURTS」、「I CAN'T TELL YOU WHAT I'M GOING TO DO」の二曲に顕著なのだけど、今回の曲はどれも肉体的なサウンドへと進化しているように思う。ギターの音は以前よりも歪みが多く、ドラムの音はかなり頼もしくなっている。これは良い意味なのだけど、曲に荒削りな部分が残っている。あえて「いなたい」部分を意識しているんじゃないかな。その「いなたい」音の作り方がいちいち僕の胸を引っ掻いてくれちゃって困る。

特に「HURTS」がそうだ。以前に感じた穏やかな陽性のメロディーは身を潜め、胸に迫ってくるような切実さがある。

毎日毎日とは言わないけど
嫌な事が次からは次へとやってきて
なんとなくの寂しさが夜に向かってくる
HURTS

僕がこの曲に随分と肩入れしてしまうのは、この感情に覚えがあるからなのだと思う。友人と遊んだ帰り道、恋人と「じゃあね」と別れて家に着き部屋へと入った瞬間、満たされれば満たされる程、その反動でなんとなくの寂しさが襲ってくる。時には単純に嫌な事が積み重なって寂しさが襲ってくる時もある。なんて贅沢な奴なんだろうって思うし「弱い奴だよなぁ」って情けなくもなったりするんだけど、僕は僕が思ってる以上に寂しがり屋なんだと思う。「HURTS」という曲はそういう寂しがり屋な僕を引きずり出してきてしまう。油断すると聴いていて叫んでしまう事もしばしば。(笑)

でも、たたみのさんの声はとても不思議だ。寂しさを際立たせながらも同時にとても冷静で適度な距離感を保っている。かと思いきや、暖かい手を差し伸べてくれる瞬間もある。いや、全部妄想なんだけど、そういった感情を抱く声なんだよね。

最後の歌詞が凄く良かった。

明日はきっとよく眠れるよ
ちょっとした運みたいなものなんだから

きっと、この歌詞でほんの少しばかり救われたのは僕だけじゃないと思う。きっと。


Homecomings "HURTS"(Official Music Video) - YouTube