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takkaaaan blog

多分色々書きます

「それでも恋するバルセロナ」

 

それでも恋するバルセロナ [DVD]

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それでも恋するバルセロナ

★8/10

 スカヨハ欲を満たすために借りたんだけど、自分の中でさっぱりだった「マッチポイント」の監督であるウディ・アレンの作品だったので特に期待はしていなかった。実際、始まってみても旅行に来ていた女性2人組に対して「美味しいお酒を飲みながらセックスでもしないか。なんなら3人でも僕はオッケーだよ。」と持ちかけるアホみたいな男が出てくるんだ。そんで更にアホなのはその内の一人の女性(この役がスカヨハなんだよ。まったく。)が割と乗り気なんだよ。ちなみに全然乗り気じゃない女性もアホ男に惚れる。ほんとにアホかよ。ってな感じでもうなんだかバカバカしすぎてため息まじりで観ていたのだけど、困ったことに中盤から興味深い展開へと話は進んでいく。ネタバレしてしまうとアホ男とその元嫁とアホ男に口説かれた女の子は3人で暮らし始める。ちなみにアホ男は2人に対してセックスをしたり、なんなら3人で楽しんでしまったりもする。フリーダムすぎる。完全に世間で言うモラルからは逸脱している。普通にこんな話を友達から聞いたら「あんたバカじゃないの?」って言いたくなりますよね。俺だってそう思う。(実際そういうシーンもある)

 

ただ、僕らが軽蔑したくなるようなその関係の中には本人達にしか分からない心地良い居場所や感情というものが存在している。そのことによって自分を取り巻く環境が上手く回り始めることだってあるかもしれない。実際に「それでも恋するバルセロナ」では、スカヨハが居ることによってアホ男と元嫁の関係は修復された。中和されたといってもいいのかもしれない。少なくともその2人には間になる人が必要だったんだね。

 

それでも恋するバルセロナ」で描かれているのはつまり恋愛に限らず人間関係に正解なんてない、だからこそ自由をもっと楽しむべきなのだということ。人を好きになるというのは想像しているよりずっとずっと自由でそして難しい。僕には理解できない、真似したくないところもあったけれど、少なくとも自分に理解できないことがイコール間違っているという訳ではないのかもしれないなってこの映画を観て思った。実際スカヨハ演じる女の子のように心広くは中々なれないんだけど。